善白鉄道と竜宮淵
太平洋戦争末期まで長野の町を走っていた善白(ぜんぱく)鉄道の中間地点に「信濃善光寺駅」がありました。
現在の新諏訪町の裾花台遊園地(画面奥・車が止まっている所)周辺が駅舎のあった所。
当時の写真を見ると、向かって右側に駅舎があり、反対側に小さな待合室があるように感じるのですが・・・正確な位置関係などはわかりません。。。
そして、当時このあたりには「竜宮淵鉱泉」という温泉(鉱泉)があったそうで、鉄道開通と共に非常に賑わったそうです。
なかなか資料が出てこないので謎の多い「竜宮淵鉱泉」ですが・・・最近になってようやく場所の特定が出来ました。
現在は上が駐車場、下が建設会社さんになっておりました。
所々、温泉場だったらしき跡が確認出来ます・・・よね?(地元の人にも一応聞きましたのでココで間違いなさそうです。)
建物は昭和45年頃の火災で焼失し、温泉自体もそのまま廃業となったようです。
裾花川が大きく蛇行したこのあたりを「竜宮淵」とよぶそうで近くに「水神社」も祭られていて、非常に神秘的な雰囲気があります。
信濃善光寺駅を出たガソリンカーはそのまま裾花川を渡り茂菅方面へと向かいました。
7日の「NBS月曜スペシャル」でも長野市今昔物語としてこの善白鉄道をやっていましたね~
それでは次回は茂菅駅へと行ってみたいと思います。
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